指示待ち社員の時代は終わり

新入社員のきもち

【新卒】指示を出さない上司が合わないと決めつける前に私がやってみた事。

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店舗配属からの地獄

3月の初めに入社しました。

大学もまだ卒業式も終えていないのに、3日間の研修という名の懇親会を終え、店舗配属の私たちは各店舗に放り出されました。

OJTという名のほったらかし 

私たちが育ったのは、1言われたら10覚えて気を使っていた世代なのです。

もちろんOJTなんて制度はなく、基本的に店舗てほったらかしです。

スタッフ観察

私がまずした事は、先輩がたの観察です。

いきなり無茶苦茶忙しかったので、先輩がたも指導する余裕なんてありません。

そこでスタッフの方々の動きを見て、どんな仕事に分業されるのかを確認しました。

①新しく売れた自転車を整備するグループ 

②修理するグループ

③接客に行くグループ

④カウンターで防犯登録や保障の説明、お会計 

整備や修理はもちろん無理で、接客も知識がないからできないと思った私は、④のカウンターへ入っていた先輩の動きを真似るようにしました。

レジと記入内容、保障の内容さえ覚えたら一人でできる。

「レジから教えてください」 と先輩にお願いしました。

教えて貰えない状況なら聞くか、見て盗むしかない。

防犯登録の書く場所は先輩の書いているものを見よう見まねで書き、間違っている時だけ「この場合はココに書いてね」と教えて頂けました。

保障の内容や、お客さんから良く聞かれる質問も1日でだいたい分かりました。

保障のパンフレットの説明さえできたら1人でカウンターに立てる。

先輩が1人手が空く。

初日、こうして私は乗り切り、保障のパンフレットを持って帰り、日中、先輩の説明してたセリフをメモしていたものを、スラスラ言えるようにして次の日、出勤しました。

簡単なレジは打てるようになり、簡単な保障の説明は出来るようになりました。

別のお客さんに説明している間に、修理担当者から叫ばれる金額を覚えてお客様を呼び、合間を見てお会計をします。

1週間もすれば慣れました。

自分の手が空く事がなかったので、新卒で同期入社の男の子に、お客さんに呼ばれた時は代わりに接客をお願いしてました。

指示を出さない上司が合わないと決めつける前に【まとめ】

指示を貰う事が難しい時は

①スタッフを観察する

②出来る事を見つける

③先輩を徹底的に真似る

これの繰り返しでした。

新しい仕事ができたら、また、①②③を繰り返します。

最後に:指導者の皆さま

1言ったら10覚えろ世代は終わり

「うちの上司よう指示出さへんねん。指示くれたら全部できるのによう指示出さんねん」

これが俗に言う"最近の子"の愚痴だそうです。

私は1言われたら10覚えて気を使っていた世代なので、これがジェネレーションギャップなのか…と感じました。

世間では指示待ち社員が増えていると嘆かれていますが、彼らからしたら、私たち世代の世界観がソモソモ無いんだから、当たり前です。

他人を変えるより、自分を変える方が簡単なハズです。

指導者の皆さま、知識量はコッチの方が絶対多いから、あゆみ寄るしかありません。

全部人任せな人も良くないけど、私たちが古い考えを変える時なのだと思います。

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